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当社のちょっとした話を、コラムでお届けします。
(知的財産には関係しないかもしれません)
当社の名刺は、通常よりも少し厚い紙を使っています。コストも若干ですが高めです。
不要なコストは徹底して削減する当社ですが、なぜそのような名刺になったのか、今回のコラムにしてみたいと思います。
会社を設立して間もなく、ロゴも出来上がり、名刺をスタッフにお願いしました。シンプルなデザインが良かったのでプロのデザイナーに依頼するまでもなく、テンプレートや今まで頂いた名刺を参考にしつつ、自分でレイアウトしてくれました。
名刺は、ご存知のように、紙によって印刷代が異なります。
「少し高めですがこの紙にしてみたい」というスタッフ。そして、名刺はできるだけコストを削減したいと思う私(菊地)。
「ノーマルな紙でいいのでは」と言う私に、どこか腑に落ちない様子のスタッフ。
打ち合わせが終わった後、スタッフがもう一度アプローチしてきました。
「名刺は、お客様に届ける最初のプロダクトであること」
「名刺は、単なる消耗品ではなく、お客様など差し上げた先の手元に残るものであること」
などなど、想いを語ってくれました(この数行では書ききれない位に・・・)。
とにかく、お客様などに差し上げるものなので、より良い物を作りたい、という気持ちが満載でした。
「細部にこだわって、いい物をお客様に提供したい」
このように考えて名刺作成の仕事をしていたと思うと、とても頼もしくなりました。
名刺の紙をどれにするかに関わらず、この気持ちはこれからも大切にしたい。
当社は、「いい物をお客様に提供したい」という気持ちをメンバーが共有してできた会社です。これから新しく入ってくるメンバーにも、この気持ちを共有化したい。
こうして、当社の名刺の紙はスタッフが推奨した少し厚い紙になりました。
そして、当社では、
「名刺は、お客様に届ける最初のプロダクトであること」
と考える文化が生まれ、
「細部にこだわって、いい物をお客様に提供したい」
と考えて作られたことを社内で共有するようになりました。
高級な紙を使っているわけではありませんので、そんなに変わらない、と言えばその通りかもしれません。
けれども、「いい物をお客様に提供したい」という気持ちがこもった名刺という点では、他のどの翻訳会社にも負けません。
こういう気持ちで仕事をするスタッフは、これからも良い仕事をしていく気がして、
仕事を任せてみたくなりました。
名刺、すぐに捨てずに、是非、名刺ホルダなどで取っておいてくださいね。
2015 June, DEN-IP, 菊地公一
「外国特許ならDEN IP」と言われるよう、質の向上・安定化、供給体制の整備を進めて参ります。